更新日:平成28年1月14日
平成27年12月25日(金)に本年度より開催されている「子ども司書講座」の第4回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
夏休み以来ひさしぶりの講座は、午前中に調べ学習についての講座、午後はブックラボいちのみやの皆さんのご協力による和綴じの製本体験と、本の修理の現場の見学を行いました。
調べ学習講座では、なぜ調べ学習をするのかということや図書館と調べ学習の関係、「調べる学習コンクール」の受賞作品を見てみるなどの座学を行い、その後実際にテーマ決めから本を探すというところまで行いました。
テーマを決め、そのテーマの言葉を事典で調べています。
テーマが決まったら本を探しに行きます。どの書架にありそうかを先生に教えてもらってから出発しました。
午後からは、ブックラボいちのみやの皆さんによる和綴じの本の製本体験を行いました。和綴じ本を見るのも初めてという受講生ばかりでしたが、がんばって取り組みました。
まずは綴じ方の説明を聞いています。
がんばって糸を通しています。
真剣に取り組んでいます!
完成したあとは、ブックラボさんが活躍されている図書修理室を見学しました。
図書修理室は図書館5階の事務室奥にあり、普段は入ることができないエリアです。
古地図の破れた部分の補修方法について説明を受けています。
ブックラボさんの部屋には珍しい本も? 鳥獣戯画を見せてもらいました。
普段はみれない本の修理の現場をみて、受講生の皆さんはとても刺激を受けた様子でした。
子ども司書講座は来年の3月までかけて、全5回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。