更新日:平成28年9月8日
8月24日(水)に本年度の「子ども司書講座」の第4回目の講座が行われました。
この講座は子ども読書活動推進計画の一環として、本や図書館に関心のある子どもたちに講座を学んでもらい、学校や地域で読書の輪を広げてもらうために開催されました。
昨年度から始まり、本年度は2期生になります。
第4回講座は「ビブリオバトルをやってみよう!」ということで、名古屋大学の飯島玲生先生をお招きし、ビブリオバトルとはなにかを学びました。
ビブリオバトルとは、みんなで本を持ち寄り、それを5分間で紹介しあって最終的にチャンプ本を決めるというゲームです。
ビブリオバトルについて、詳しくは公式サイト(外部リンク)もご覧ください。
飯島先生には昨年度に引き続き講師を担当していただきました。
昨年の「全国大学ビブリオバトル2015」大会で優勝した、名古屋大学の河合さんの発表をビデオで聞いています。
まずはみんなでどんなところを紹介したらよいか? ということを考えて、ふせんに書き出しました。
それをホワイトボードに貼り、先生からアドバイスをいただいています。
自分が発表したい内容を考えて、ふせんに書き出しています。
いっぱい書きました!
書いた内容をもとに、まずは隣同士で発表しあってみます。
小学生にとって5分間話すというのはなかなか難しいことですが、中にはこの段階ですでに5分間しゃべれそうな人もいました。
午後からは実際にビブリオバトルを行いました!
小学生は3分間の「ミニビブリオバトル」というルールもありますが、子ども司書をめざすみなさんは目標を高く設定して、本格的な5分間のルールで行いました。
ちょっと緊張? しながらも本を紹介しています。
5分は意外に長くて、途中で切れてしまう子もいました。それでもがんばって間を持たせます!
今回は4グループに別れてビブリオバトルを行い、それぞれでチャンプ本を決定しました。
そして最後にはグループでチャンプ本に選ばれた4人が前に出て、バトラーとオーディエンスにわかれて行う大会形式のビブリオバトルを行いました。
各グループでチャンプ本に選ばれた子たちの発表なので、どの子も非常に「聞かせる」内容です。
前に出たみなさんはどなたも時間をきっちり使いこなしていました。
大人でも時間を余してしまうことがある中で、本当にすばらしい発表でした。
実際にビブリオバトルを行った感想を聞いてみると、「とても楽しかった」「またやりたい」「友達といっしょにやりたい」など、とても楽しんでいる様子でした。
市立図書館でもビブリオバトルが開かれるので、すでにそこに参加することも見据えている子もおり、本の楽しさ・おもしろさを伝える手段として存分に学んでいただきました。
子ども司書講座は7月から12月までかけて、全6回の内容で開講する予定です。
引き続き子ども司書たちの活躍はホームページでお伝えしていきます。