HOME > 一宮市立中央図書館主催ビブリオバトルを開催
更新日:平成26年11月3日
2014年10月27日から11月9日までは第68回「読書週間」です。
今年の「読書週間」の中、「子ども読書のまち宣言」推進事業の一つとして、11月1日(土)に一宮市立中央図書館主催ビブリオバトル(中学生対象)を開催しました。ビブリオバトルとは、何人かの発表者(バトラー)が観戦者(オーディエンス)の前でおすすめの本を5分間で発表しあい、どの本が一番読みたくなったかをオーディエンスが投票で選んでチャンプ本を決めるという「知的書評合戦」です。ビブリオバトルについて、詳しくはビブリオバトル公式サイトをご覧ください。
今回は6名の中学生をバトラーとして迎え、それぞれ自慢のおすすめ本を熱心に紹介していただきました。
チャンプ本に選ばれたのは、野田知香さんおすすめ本の「雨の恐竜」でした! おめでとうございます!
優勝した野田知香さんと、チャンプ本の「雨の恐竜」
野田さんの発表は本の魅力だけでなく、ご自身の人柄も伝わってくるような内容で、思わず「雨の恐竜」を手にとってみたくなる発表でした。他の発表者の方が原稿を用意してきた中、手元の原稿は箇条書きで、「とにかく伝われ!」という思いで発表に臨んだそうですが、これが逆に功を奏したようです。
他の方たちの発表もこの日のために練りこまれた非常に素晴らしい内容で、観戦者の方は読書欲を大いに刺激されていた様子でした。皆さん、本当にありがとうございました!
・11月1日 発表本リスト(発表順)
「終焉ノ栞」 スズム著 / メディアファクトリー
「ABC殺人事件」 クリスティ作 百々佑利子訳文 / ポプラ社
「永遠の0」 百田尚樹著 / 講談社
「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス著 / 早川書房
「キケン」 有川浩著 / 新潮文庫
「雨の恐竜」 山田正紀著 / 理論社
発表の様子
当日参加の観戦者の方も加わり、会場は多くの方でにぎわいました。
質問タイムにはユーモラスな質問なども飛び交い、発表者も予想外な質問がたくさん来ることを楽しんでいた様子でした。
終了後のビブリオバトル意見交換会の様子
ビブリオバトルが終了した後は、意見交換会を開催しました。こちらにも発表者の方を含め引き続き多くの方にご参加いただけました。
実際に発表してみてどう感じたか、観戦していてどんなことを思ったか、ビブリオバトルへの期待など、さまざまな立場からたくさんのご意見をいただき、とても有意義な意見交換会となりました。
多くの皆さんにご参加いただき、本当にありがとうございました。